【柿としいたけの白酢あえ】

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【柿としいたけの白酢あえ】

こんにちは!


家族でそろってご飯を食べる。


それはそれは本当に、幸せな瞬間。


公認レシピライター、沁み沁みごはん塾の岩佐優です。


いよいよ師走。


数日まえから、ほんものの冷え込みで裏の川沿いの木々が


そろってあざやかに色づきました。


柿が店先でひときわ目立ちます。


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甘い物がそうそうにない小学生の頃、


この季節になると兄はよく仲間を連れ立って


あっちこちらに柿を取りに行っていた。


それは甘い柿ではなく、甘柿の未熟青柿。


気が急いているのか、はたまた青いのが好きなのかは判らなかったが


青柿は腹をこわすだろうと気にしていた母は


甘くなった裏庭の柿をもぎ、笊に入れておいた。


ところが、兄は甘い柿がそれほど好物ではなく


ただの好奇心だったみたいである。


兄は甘くなった柿もたとえ家の柿であろうと


理由をそれだからと思っていたからこそ


熟した柿を食べようとしなかったのだ。


枝垂れるほどにたわわに実り、


甘くなった柿を母は白酢和えにして夕餉の食卓にあがった。


私は『こんなうまいもんを食べててへんと冬、越せへんな』とよういうてたらしい。

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今日の料理は柿と酢が入った簡単白あえです。


 【柿としいたけの白酢あえ】


【材料】  (2人分)


柿 1/2コ


{しいたけのうま煮}用


干ししいたけ          (中) 2枚


干ししいたけの戻し汁    20ml


砂糖               小さじ2/3


みりん              小さじ1/4強


しょうゆ             大さじ1/2


{白酢}用


豆腐               (木綿) 100g


いりごま             (白) 大さじ1


白みそ              大さじ1


みりん              大さじ2


砂糖                小さじ1/2


酢                 大さじ2


薄口しょうゆ 小さじ1/2


みつば すこし


【作り方】


(日)豆腐はペーパータオルに包み、おもしをのせて、水けをしっかりきる。


(月)柿は皮をむいて1cm角のさいの目切りにする。
みつばは1.5cm長さに切る。


(火){しいたけのうま煮}をつくる。


   干ししいたけは水につけて戻し、戻し汁を50mlとっておく。
   しいたけをせん切りにし、小さめのなべに入れ、
   戻し汁、砂糖、みりん、しょうゆを加えてさっと煮含める。
  *干ししいたけがなければ「生しいたけ」でいいですよ。


(水){白酢}をつくる。


   水けをきった豆腐を裏ごしして
   すり鉢ですり、なめらかになるまですり混ぜる。
   刻んだいりごま、白みそ、みりん、
   砂糖、酢、薄口しょうゆを加えてすり合わせる。
  *白みそがなければ、なくてもいいです!
   そのぶん、すこし甘みを加減してください。


(木){白酢}に柿としいたけを加えて混ぜ合わせる。
   器に盛り、みつばをそえる。


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後に古家を建て替えることになった時に、邪魔になるからと柿の大木伐ろうという話になった。


母はそれに反対したのは兄に対する思いがあったからだなんだろう。


今、父も母もいない家ですが、


実家に帰ると柿の木の枝ぶりはすこぶる悪くなりましたが


堂々、立派に生き延びています。


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公認レシピライター


岩佐 優


人生に捧げる沁み沁みごはん塾


http://kyoutousagiya.jimdo.com/


https://www.facebook.com/masaru.iwasa.5

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甘い物がそうそうにない小学生の頃、

この季節になると兄はよく仲間を連れ立って

あっちこちらに無断で柿を取りに行っていた。

家の畑には甘柿の木がありそれで十分なのだが、

ここら周囲には柿の木があちこちにあり、かまわずよく取ってきていた。

世に卑怯なことだけは絶対にゆるさない母が

このことだけは笑っていたのは、

少なくともその頃まで子供の柿泥棒はいたずらの一つと

大目に見られていたのでしょう。

母はそれでは困ると思ったのか

学校から帰ってくる前に甘くなった庭の柿をもぎ、笊に入れておいた。

それでも兄の癖は止むことが無かったのは、毎晩この木に向かい小用を足していたからだと思う。

兄は甘くなった柿の理由をそれだからと思っていたからこそ

この柿を食べようとしなかったのだ。

枝垂れるほどにたわわに実り、甘くなった柿を母は白酢和えにして夕餉の食卓にあがった。

私は『こんなうまいもんを食べててへんと冬、越せへんな』とよういうてたらしい。

それほどの好物だったので母はよく作ってくれたが、

いつも兄は食べなかった。

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